皆さま、こんにちは。アネキです。
今回はタイトルにもあります通り、英語を勉強するようになったきっかけについてお話しようと思います。
超絶英語嫌いだった中学生
中学校に進学し本格的な英語学習が始まる中、私は極めて英語が嫌いで、宿題も泣きながら進めるぐらいでした。
日本語にはない考え方に困惑して、まさに混乱してしまったんです。
例えば3人称単数とかbe動詞とか。
あとはシンプルに単語の勉強とか、発音練習とか。
新しい環境での勉強にただでさえ不安を抱いているのに、英語で更に追い詰められた感じ(笑)
宿題をやらないわけにはいかないから、とりあえず手はつけるけど、理屈が分かっていないんです。
私には3つ上の兄がいて、彼は私とは真逆で英語が1番の得意科目だったので、教えてもらいながら進める日々でした。
恩師との出会い
兄に教えてもらいながら英語への理解を少しずつ深めていき、無事に中学2年生になって英語担当の先生も変わりました。
この時の先生が私の恩師となります。
人によってどう教えてもらうのが自分に合っているのかは違いますよね。
中学1年生の英語担当の先生は、「リズムで覚えよう!」というスタイルの先生でした。
これが私には曖昧さが残る形になってしまったみたいです。
しかし、中学2年生から担当になった先生は理屈から入る教え方でした。
私はこの方法がマッチしたのか、パズルのピースがどんどん埋まっていくような感覚になり、ぐんぐん成績が上がっていったのです。
先生は常に「英語は楽しい科目だ」とおっしゃっていました。
その意味が体の芯まで伝わるというか、先生も心から英語を教えることを楽しんでいるように見えました。
先生の課す課題はシンプルで、英語に触れる時間を増やすこと。
ひたすらノートに書いて、ひたすらリスニングして、ひたすらリーディングして、ひたすら英作文
私はこの方法が体に合っていて成績が上がっていくのを実感したので、嬉しくなって提出するノートに感謝のメッセージを書いたんです。
すると、返却されたノートに返事が書いてありました。
いつも〇〇さん(アネキ)が楽しそうに英語の授業を受けてくれているので、私も嬉しいです。
英語は世界共通言語です。勉強して無駄になることなんて絶対にありません。
これからも高みを目指して、楽しく英語の勉強を進めてください。
私が口を酸っぱくして楽しく学ぶようにお伝えしているのは、恩師の教えでもあるんです。
早すぎる別れ
高校卒業まで、英語担当の先生は変わらず恩師でした。
私は本当に素敵な先生に出会えてよかったと心から思います。
もし恩師に出会っていなければ、私は今も英語を好きではないかもしれないし、こうやってブログを書くこともなかったかもしれません。
そして、海外に目を向けて勉強なんてとんでもないです。
一期一会という言葉の本当の意味を身に染みて感じる出会いでした。
しかし、恩師は私たちの代が卒業後間もなく40代という若さでご病気により旅立ってしまいました。
あまりに早すぎる別れでした。
穏やかに眠っていらっしゃった先生のお顔、今でも忘れられません。
この時に、
先生から教わった英語はこれからもずっと私の心の中で生き続けてくれる
先生がずっと見守っていてくれる
そう思いました。
そしてこれが、英語を本気で勉強して海外を目指そうという決意に変わったのです。
海外への憧れ
もともと兄が海外留学を経験していたこともあって、海外への漠然とした憧れはありました。
国によって文化は様々です。
まずは国を知ることから始めようと英語圏の文化や歴史を学ぶ時間を取り入れました。
そして決まった国がカナダです。
自然と都会の融合した素敵な地形、きれいな英語、移民国家、進んだIT技術…たくさんの魅力があります。
もちろん金銭的な背景もありましたが、行きたいと思えた国はカナダだけでした。
私は恵まれたことに、現在外資の企業で働いており海外への異動も可能な環境にいます。
私の今後の課題は
- ビジネスレベルの英語力を身につける
- 私が異動することで先方に与えるメリットの構築
- 人脈づくり
この3つに絞られます。
今できることは早く始める。これに尽きますね。
準備に遅すぎはあっても、早すぎるということはありません。
先生、私が海外へ目を向けるようになったのは、先生が英語の楽しさを教えてくださったからです。
本当に本当にありがとうございます。
先生がノートに書いてくださったように、これからも高みを目指して、「楽しみながら」英語に触れていこうと思います。
どうか温かく見守っていてください。
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この記事を書いた人 Wrote this article

アネキ
大阪生まれ東京育ち。 過去に2度の転職を経験し、自分の人生を見つめ直すことが増えた。趣味は英語学習と編み物、人間観察、考えること。 生きがいは家族とパートナーの幸せ、レディー・ガガのライブ参戦。 典型的な内向型だが、「その割には結構喋るね」と言われることが多い。