アネキの興味・関心について

皆さま、どうもアネキです。
少しずつ春の兆しが見え始め、花粉症の私はヒーヒー怯えております(目は痒い)…

前置きはさておき、
本日は私の興味・関心についてお話しできたらと思います。

「アネキの興味・関心なんて、興味・関心もないのだが??」とつまらないギャグは聞こえないにしても、
まあまあそう言わずに😊

他者の興味・関心事に興味を持つ、というのは地味なようですが、実はとっても大切な学習でもあると思います。
知見を広げるという意味で。

結論から申し上げますと、私の興味・関心のあるジャンルは以下の4つになります。

宇宙


宇宙の魅力に夢中になったのは、たしか中学3年生頃に初めて観た実写版の映画『宇宙兄弟』がきっかけでした。
宇宙飛行士になった弟・南波日々人と、宇宙飛行士を目指す兄・南波六太の兄弟の絆や、心の葛藤を描いた素晴らしい作品です。

漠然と「宇宙って(心理的に)遠くないのかも」と思うようになって、勢いで天体望遠鏡まで買ったほど!(笑)
小山宙哉先生、素敵な作品をありがとうございます!!

あとは、宇宙といえば理論物理学者の故スティーブン・ホーキング博士(1942 – 2018)です。
ALS(Amyotrophic Lateral Sclerosis : 筋萎縮性側索硬化症)という難病を抱えながら、宇宙の始まりを研究し続けた有名な科学者です。
彼の人生は『博士と彼女のセオリー』という映画にもなっており、ALSとの闘い、研究との闘い、彼女との葛藤など、
様々な側面から彼を知ることができます。

彼にはルーシー・ホーキングという娘がいて、共著でたくさんの本を出版しています。
私が実際に読んだ洋書は、

以上の2冊です。
いずれも子供向けの優しい英語で、かつ、宇宙についてもとても分かりやすく、詳しく書かれていてシンプルに宇宙の勉強にもなります。
リンクで飛べるようになっていますので、ご興味ありましたら覗いてみてください。

以降、宇宙にはハマりっぱなしで、洋書も宇宙開発関係を手に取ることが多いです。

人種差別


デリケートなジャンルではありますが、現代社会を考える上でも、過去を学び現代の教訓とすることは多いと思います。
私が興味を持つきっかけとなったのは、海外留学に目を向けたときにYoutubeで「実際にあった人種差別」とか「日本人の人種差別について」
のような動画が出回っていたことがきっかけでした。

「お互い仲良くしょうよ」なんて、口では簡単に言えるけど、歴史が絡んでいたり、宗教が絡んでいたり、偏見もあったり…
完璧な解決・和解は難しいにしても、偏見を減らすことはできるのではないかと考えている人物こそアネキでございます。

宇宙にも関連しますが、映画『Hidden Figures』(日本版『ドリーム』)という1960年代の宇宙開発競争を描いた、
実話をもとにした作品があります。

アメリカとソ連が宇宙開発競争をするだけのシンプルなお話ではなく、
アメリカの宇宙開発発展に寄与した3人の黒人女性職員に主軸を置いたお話です。
数学者キャサリン、計算部のスーパーバイザーであるドロシー、エンジニアのメアリーが差別に立ち向かっていく力強い作品です。

1960年代は白人と黒人の分離政策が行われていた時代です。
彼女たちがどんな差別を受けていたか、想像できますか?

『Hidden Figures』のFiguresには数字や形、フィギュアなど様々な意味がありますが
ここでは”人物”という意味を持ちます。

直訳すると、『隠された人たち』という作品名にもなるんですね。
ここがまた胸がぎゅっと掴まれるようなポイントです。
宇宙に興味がないとしても、「こんな歴史があったんだ」と人種差別の歴史や背景を知るにはとても勉強になる作品です。

ちなみに、子供向けとオリジナルで書籍も出版されています。
子供向けはこちら→https://amzn.asia/d/ja3ILyR
オリジナルはこちら→https://amzn.asia/d/dnuFRXS

余談ですが、人種に関するSo you want to talk about raceを読むことが今の目標になっています。
こちらも飛べるようになっていますので、ぜひご覧ください。

多様性


続きまして多様性について。人種差別と関連性のあるジャンルですが、こちらは近年特に聞くことが多くなった言葉ではないでしょうか。
「お互いの考えを尊重しよう」とか「周りの個性を尊重しよう」とか言われる昨今です。
キーワードで言うと「LGBTQ」、「ダイバーシティ」、「インクルージョン」とか。

これについては私の過去の経験も交えて少々真面目にお話しようと思います。

単刀直入に申し上げますと、私は性的少数者、いわゆるLGBTQの人間です。
あまりカテゴライズするのは好きではありませんが、分かりやすくお話を進めるためにLGBTQの人間と記します。

ここで、LGBTQについての基本的な考え方を復習しましょう。

L : Lesbian。性自認が女性である人が、女性を性的に好意を抱く人
G : Gay。性自認が男性である人が、男性に性的に好意を抱く人
B : Bisexual。性自認が女性(男性)である人が、女性または男性に性的に好意を抱く人
T : Transgender。出生時の性と性自認が異なる人
Q : Queer もしくはQuestioning。自分の性的指向や性自認が明確ではない、もしくは定義づけたくない人

ざっくりこんな感じです。
あとはPansexual(性別関係なく、好きになった人が好きな人)やAsexual(性的欲求を抱かない、人を好きにならない)など、
本当に色々な性自認や性的指向を持つ人がいます。

私は”多分”Axesusalです。…っていうぐらい、ざっくりした世界なんですね(笑)
学生時代や卒業後は自分の性的指向を型にはめたくて、「私はレズビアンなんだ」と強く思っていました。
周囲に同じLGBTQの子がいなかったのもあり、相談できない辛さもあり、独りぼっちから抜け出したかったのだと思います。

20歳を迎えると新宿二丁目に行き、同じ悩みや辛い過去を持つ仲間に出会えて嬉しかったのを今でも鮮明に思い出します。

ただ、私の中でモヤモヤする部分があり、それが性的指向という考え方でした。
好きだと思うことはあっても、そこで止まるんです。
一緒に話せるだけで楽しい、一緒にご飯を食べれるだけで嬉しい…そんな感覚です。

「これはきっとレズビアンではないな」と確信して、そこからは自分の性的指向とか恋愛に全く興味を持たなくなりました(笑)
呪縛から解き放たれたような瞬間です。

それから紆余曲折あり今のパートナーに出会えたわけですが、パートナーも私と同じような考えの持ち主です。
お互いの恋愛観とか過去の恋愛とか話し込んだことはないけれど、そばにいてくれるだけで幸せなんです。
これは日ごろから伝え合っている言葉です。

異性を好きになることが多数の社会で、こんな人間もいるんですね。
「へえ~、珍しいね」
それだけの感想でもいいんです。要するに、【珍しい=存在しない】ではないと感覚で感じていただければ嬉しいです。

私の話がとっても長くなりましたが、「同性婚反対」とか「気持ち悪い」などの意見もある中で、
私は「存在を知ってほしい」…そんなスタンスです。

「いるわけないでしょ」という考えから「そういえば、自分の友人にもいたような気がする」へ思考をアップデートする。
0から1にする、もしくは、-1から0にする。
これだけでも大きな進歩です。

私はその一助になれればと思い、このブログでも思いを書き連ねていくつもりです。

エンターテイメント

最後にエンターテイメント。
まず始めに、私はレディー・ガガさんが大好きです!!!(笑)

好きになったきっかけは、彼女が音楽活動だけでなく社会活動も積極的に行っているからです。
彼女はLGBTQの団体があるとしたら、その代表理事のような存在です(分かりづらい)。

今年のグラミー賞でポップ・グループ賞にブルーノ・マーズとレディー・ガガの『Die With A Smile』が選ばれました。
受賞者のスピーチでレディー・ガガはこう話したんです。

I just want to say tonight that trans people are not invisible. Trans people deserve love.
~ トランスジェンダーは見えない人ではないと今晩は言いたい。彼らは愛を受け取るに値する。~

https://www.rollingstone.com/music/music-news/lady-gaga-grammy-2025-trans-rights-1235254844/


「さすがガガ様…!」と感激いたしました。
アメリカ現大統領のドナルド・トランプ氏による「性別は男女の2つのみである」という1月20日の就任演説から引用されたものでした。

つまり、トランスジェンダーは生物学的な性別と精神的な性別の2つを同時に持っているから、「それは認めないよ」と言うのです。
おったまげ。これにガガ様は怒ったわけですね。

グラミー賞という素晴らしい賞を受賞しても、スピーチの場で社会的発言をするのは本当にかっこいいというか、尊敬に値します。

それを知ったうえでもう一度彼女のスピーチをご覧ください。


そういう意味で、単なる音楽活動だけでなく、
社会活動を熱心に行っているエルトン・ジョンさんやイギリス在住の日本人シンガー、リナ・サワヤマさんも私は心から応援しております。

エルトン・ジョンさんとリナ・サワヤマさんのデュエット曲『Chosen Family』
この曲は、2021年の東京オリンピックの閉会式でも流れて注目された1曲です。
心温まる素敵な曲なので、ぜひ聴いてほしい!!


あわせて、Die With A Smileもお時間がありましたらどうぞ。
シンプルな愛情表現、ゆっくりとしたリズムで聞き取りやすい上に、2人の見事な歌声に圧倒されますよ♪


音楽の持つ力は本当に凄くて、私は音楽がなかったら冗談抜きで生きていけないと思います。
私自身のアイデンティティに悩んでいた時に出会った曲がまさにChosen Familyでした。

どんな自分でも受け入れる、どんなあなたでもそれがあなた。

そんなメッセージが歌詞に込められている気がして、初めて聞いたのに号泣しました。
人を笑わせたり、感動させたり、極端な話、生きようと思わせてくれたり。
こんな素敵な曲に出会える現代に生まれて私は幸せです。

だからこれからも、彼ら彼女らの活動を心から見守ろうと思います。

最後に

長くなりましたが、私の興味・関心について長々と読んでいただきありがとうございます。
以上の4つについて理解したいという思いで私は英語学習を進めております。

皆さまの心に1つでも刺さった、心に残ったコンテンツがありましたら幸いです。
これからも、4つのジャンルにとらわれず様々な分野にアンテナを張って、世の中を知りたいと思っています。

今後もよろしくお願いいたします!!

この記事を書いた人 Wrote this article

アネキ

アネキ

大阪生まれ東京育ち。 過去に2度の転職を経験し、自分の人生を見つめ直すことが増えた。趣味は英語学習と編み物、人間観察、考えること。 生きがいは家族とパートナーの幸せ、レディー・ガガのライブ参戦。 典型的な内向型だが、「その割には結構喋るね」と言われることが多い。

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